団体概要

私たちの活動の成果

医療費の公費負担

移植腎の健康保険適用

障害者手帳の交付

障害者年金の支給

小中学生への検尿実施

公共交通費の減免

自動車税の免除

NHK受信料の減免

タクシーチケットの配布

香川県腎臓病協議会は昭和49年設立されました。
当時はまだ香川県人工腎臓友の会として任意団体としての立ち上げでした。
全国腎臓病協議会は昭和46年設立です。
当時は高額な医療費負担に耐えられる一部の患者だけが治療を受けられる状況でした。

透析患者の方々が辛い体で陳情活動し、多くの社会保障、医療制度、高度な医療を受ける事が出来るようになりました。
香川県腎臓病協議会は平成18年に社団法人として改組し、さらに平成24年一般社団法人に改組し現在に至ります。
いまでは誰でも、いつでも、どこでも 安心して透析治療を受ける事が出来ます。
これを今後も継続していきたいと考えます。

人工透析治療には多くの費用がかかります。 このように社会から多くの恩恵を受けて私たちは生かされています。
いまは「何かをしてもらう立場」から社会の中で「何かをする」ことが出来る役割と立場を認識し
当事者としての運動だけでなく、腎臓病啓発事業などをし社会に恩返しをする 事業を行っています。

香川県腎臓病協議会の活動

【1】国会請願活動

全腎協を通じて要望書を提出しています

【2】通常総会と腎不全を考えるつどい

総会と会員の為の腎不全の講演会を実施しています

【3】学習会

透析患者や移植に関する学習会を年2回開催しています

【4】機関紙発行

年4回さんぐらむを発行。
会員や関係機関に情報発信しています

【5】県民フォーラム

一般市民も含めた方に役立つ講演会を実施しています

【5】臓器移植推進キャンペーン

毎年10月第1日曜日に腎臓移植の推進活動を県内4か所で行っています

災害対策について

南海トラフ地震はこの先30年で80%の確率で発生するとの識者の言葉です。
自助として救急袋や食料、水の備蓄をすることも重要です。1週間透析ができないかもしれません。水分、リン、カリウムの管理や薬剤も余分に持っている方が安心です。

私たち透析医療には水と電気が欠かせません。透析を受けるには被災していない地域へ逃げるしか方法がありません。自ら透析患者であることを名乗り出て対応していただきましょう。

一般社団法人香川県腎臓病協議会の概要

会員

会員は透析患者を主に、腎臓移植者等の腎疾患を持つ者やその家族、透析施設の関わる方々より成り立っています。
上部団体として 全国腎臓病協議会(東京都文京区本駒込2-29-24パシフィックスクエア千石802、会員数8万人)があります。

会員数

令和3年1月現在 会員800人、賛助会員80人

収入

会員や賛助会員からの会費や企業などからの助成金

定款・組織図・役員名簿

PDFをダウンロードしていただけます。

事務所

一般社団法人香川県腎臓病協議会
高松市鬼無町藤井146-1キナシ大林病院東館2階
電話・FAX 087-881-8021
E-mail kouzinkyou@yahoo.co.jp

経歴

約40数年前 健康保険もなく、医療機器も十分にない頃、
患者会の有志が立上がり、国会前につらい体で座り込みをして、陳情しました。
お金の工面の付かない人は離婚し、あるものは治療をあきらめていました。
こんな悲惨な状況をなんとかしたいとの思いからの行動でした。

その活動のおかげで、現在は医療制度も医療機器も発展しました。
今後も制度が改悪にならない様活動していきます。
また私たちは社会に生かされています。
今度は私たちから社会参加や社会貢献をしたいと
CKD活動(腎臓病予防活動)やiPS細胞の研究の講演を主催しています。